アフターサービス
シリオ・アフターサービス
●ソールの張替え(有償)
シリオ・アフターサービスは、熟練した専門スタッフが修理を行います。
●シリオ・アフターケア
シリオ・ブーツは、アッパーさえ傷んでいなければ一部のモデルを除きソール張替えが可能です。ご購入店もしくはシリオ取扱店までお早めにご相談ください。なお、張替えには1ヶ月、時期によってはそれ以上の日数を要します。また、ソール張替え以外の修理も承っております。
シリオ品質保証システム
【保証期間】 品質保証期間はお買い上げの日より1年間とします。
【保証の範囲】 品質保証期間内に商品に手を加えず、且つソール張替えをしていない状態にて通常のご使用のもと、何らかの損傷、または品質、製造上の不備があった場合には弊社が無償修理いたします。
【保証の手続き】 品質保証期間内に損傷して無償修理をご依頼される場合は、商品ご購入店にご持参いただくか、お買い上げいただいた際のレシートのコピーと、損傷状況を明記し、商品と共に弊社宛にお送りください。
【保証期間内でも次の場合有償となります。】
- 使用上の誤り、不注意などによる損傷。
- 消耗品の消耗、損傷により交換を要する場合。
- 使用上に生じたキズ、汚れ等の外観上の変化。
- フットベット、及びインソールの踵にプラスチックが使われているタイプによるゴアテックスの破れ等。
- その他、弊社にて判断させていただく場合があります。
※お買い上げ1年以上経ったシリオブーツにつきましても、有償にて対処させていただきます。
ご注意
- ホックやD環などのパーツの在庫が無い場合、事前連絡なしで同等の代替えパーツを使用する場合があります。
- シーズン前は通常よりも時間がかかる場合がありますので、ご了承ください。
シリオからのお願い
シリオ・ブーツの一部のモデル、または旧モデルには、ポリウレタン・ミッドソールが使用されています。ポリウレタン素材は、製造後およそ5年を過ぎると使用頻度に関わらず空気中の水分などの作用で徐々に経年劣化します。また、5年以下でもご使用後のお手入れと保管状況によっては劣化が発生することがあります。ご使用前には異常がなくても、歩いている途中に素材の変質によりソールの剥がれ等が起こると歩行が困難になり、場合によっては危険な状況になりかねません。耐用年数の経過しているブーツは、たとえソールが減っていなくとも張替え、もしくは、買い替えをご検討の程お願いいたします。
※張替のできないブーツもあります。
ポリウレタンミッドソールを採用しているモデルは次の通りです。
【旧モデル】P.F.210-GTX,410-GTX, P.F.420-GTX, 510-GTX, P.F.551-GTX, P.F.555-GTX, 610-GTX, P.F.620-GTX, P.F.660-GTX
【旧モデル(VIBRAM®ソールでないモデル)】P.F.422-GTX, P.F.664-GTX
【シリオ・ハヤブサソール】P.F.530, P.F.630, P.F.640
ソール張替えの手順
修理受付。修理の受付は、ご購入店にて承っております。修理に出す前に、ブーツの汚れを落としてください。ブーツには、必ず荷札などにて氏名を記入してください。
※フットベットは必ず外して、ご自身で保管してください。
※ワックス加工をしてあるブーツは、接着剤が染み込みにくいのでワックスオフのクリーニング代がかかることがあります。
ブーツに木型をはめ込んで、靴紐をしっかりしめる。履き慣らしたブーツはご使用者の足型に合わせて形状が変わっていますので、本来の木型で本来の形に復元します。
ソールを切り取る。すり減ったソールをできる限りきれいに切り取ります。
残りのソールを完全に削り取る。グラインダーを使って、残っているソールをきれいに削り取ります。
アッパーの接着準備。アッパーと新しいソールを一度合わせて、接着剤を塗布する部分をマーキングします。
接着剤を塗布する。アッパーと新しいソールの両方に接着剤をまんべんなく塗布します。
接着剤を乾かす。接着剤を塗ったアッパーと新しいソールを乾かします。
アッパーと新しいソールを合体させる。隙間やムラがないようにアッパーと新しいソールをしっかり合体させます。
接着剤の活性化。オーブンにて温め、一度乾燥させた接着剤を活性化させます。
圧着機で接着。アッパーと新しいソールを完全に圧着します。
木型を抜く。木型をはずし、ソール張替えを完了します。
完成品の発送。ソールを張り替えたブーツは、本来の形状に戻っています。張替前の足入れ感と異なる場合がありますので、再度履き慣らしてください。
※修理期間は弊社着より通常1ヶ月。シーズン中はそれ以上の日数を要します。